コットンから考えるSDGs講座の開催報告(2022年)

2022年10月2日(日)に、「はじめてのSDGs講座」第5回として「コットンから考えるSDGs~エシカル消費とサステナブルな社会~」を開催しました。子どもから大人までが参加する中で、SDGsの目標12「つくる責任つかう責任」をテーマに、オーガニックコットンの普及・啓発の先駆者であるメイド・イン・アース代表の前田剛さんから、世界のコットン栽培の現状とオーガニックコットンや和綿栽培から考えるエシカル消費とサステナブルな社会についてお話をいただきました。

講演の様子

今回は、綿花の栽培体験がきっかけでしたので、当日は元競馬南泉公園で育てた綿花(和綿)を参加者に配りました。また、前田さんがメイドインアースの店舗前で育てているプランターの綿花(洋綿)を持参いただいたので、和綿と洋綿の違いを間近で見ることが出来ました。

講座の冒頭では「綿は口に入りますか?」という問いかけに、参加者の多くが綿は食べないという反応をしつつも、実は綿実油として食べているかもしれないという話を聞き、コットンをより身近に感じる雰囲気が広がりました。その後は、海外の映像も交えながらコットン栽培の現状を伺い、あっという間に時間が経ってしまった90分でした。

「知ること」により、考えて「選択すること」が出来る。その行動により、今が変わり、社会が変わり、世界が変わり、未来が変わるというつながりへの言葉が、子供たちとしても身近に取れる行動として、とても心に残ったようです。

我々、不動プロボノネットワークとしても、未来や社会を変える第一歩になる「知る、知ろうとする」ことについて、これからも子供から大人までが地域の中で新しいことを知るきっかけになる活動を続けていきたいと思いました。

次回「はじめてのSDGs講座」第6回は2023年2月~3月頃の実施を予定しています。詳細が決まりましたら、ホームページに掲載します。

メイド・イン・アースへのリンク

まちまるごとグリーンガーデン綿花の栽培体験

■これまでに開催された「はじめてのSDGs講座」の様子はこちらをご覧ください。